はるのブログ

受験、参考書、予備校等の勉強に関することや、医学部における大学ライフ、加えて自分の趣味などを発信していきます。

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センター国語 本番まで使える最強解答法

 

こんにちは、はるです。

 

 

本日は僕がセンター本番まで活用していた解答方法のテクニックをお教えしたいと思います。

 

僕自身これを実行し始めてからセンター国語を解くのが楽しくて仕方なくなり、点数も大幅にアップしました。

 

楽しく高得点をとる!そんな理想の解答法を共有していきますね。

 

 

 

高得点をとる解答法とは

やり方はとても簡単です。

それは

 

一文に注目する!

 

そして

 

主語と述語から先に確認する!

 

という方法です。

 

 

何を言っているのかさっぱりだ....という人がほとんどでしょうから、実際に2017年本試の評論を用いて説明していきます

 

 

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2017 本試 評論 (小林傳司「科学コミュニケーション」による)


 

ではまずは大問2を解いてみましょう!

 

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一つの選択肢に3行とはいきなりなかなかキツイですね^^;

 

 

では、早速解いていきましょう。

 

 

まず、問2が何を聞いているのかを確認しましょう。

 

ここで聞いているのは「それはどういうことか」

 

 

なるほど、これは換言問題ですね。

換言問題とは、傍線部を含む一文を言い換えているのはどの選択肢でしょう?という問題を言います。

 

 

次に傍線部を含む一文をチェックしてみましょう

 

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傍線部を含む一文は「現代の科学技術は、かつてのような思弁的、宇宙論的伝統にも続く自然哲学的性格を失い、先進国の社会体制を維持する重要な装置となってきている。」という文章です。

 

ここで一文の

  • 主語
  • 述語
  • 指示語

を確認していきましょう

 

主語は「現代の科学技術」 述語は「〜となってきている」ですが何になるのかも考慮して「先進国の社会体制を維持する重要な装置となってきている」までを述語としましょう。

 

また、指示語はありません

 

 

 

それでは、各選択肢を確認していきます。

 

 

ここでですが

①〜⑤までの選択肢を順番に上から読む、というのは早急にやめましょう!

 

なぜなら問題製作者側は述語に嘘を盛り込むことが多いから。

 

 

選択肢の最後に間違いを仕込むことで、受験生の体力をジリジリと削っていくのです。

 

上から選択肢のチェックをすることはこの事実を知った後では、時間と体力の無駄であることは一目瞭然でしょう。

 

 

ではどうするのが正解なのか?

 

 

選択肢の主語と述語から先に確認していく!

 

これが時間短縮かつ正解を導くことのできる一番効率のいい方法です。

 

 

それでは選択肢にうつりましょう。

 

まず、主語は全て「現代の科学」となっているので放っておきましょう。(主語のチェックで選択肢2,3個消えることは普通にあるので忘れんとってー)

 

次に述語を確認していきましょう。

 

国家の莫大な経済的投資を要求する主要な分野へと変化

 

これは先ほど拾ってきた述語とは言っていることが全く違います。❌

 

国家に奉仕し続ける任務を担うものへと変化

 

任務とは「組織やその一員として与えられ(分担し)て、果たさなくてはならない務め。」のことを言います。

 

しかし一文には「〜しなくてはならない」という義務のニュアンスはありません。❌

(選択肢の中に「絶対」とか「〜しなければならない 」とかいう100%を表すものが含まれていると❌が多いですね)

 

先進国間の競争の時代を継続させる戦略の柱へと変化

 

社会「体制」を維持するのであって「時代 」を継続させるのではありません❌

 

経済大国が国力を向上させるために重視する存在へと変化

 

「維持」と書いてあるのに「向上」は論外ですね❌

 

先進国の体系的な仕組みを持続的に支える不可欠な要素へと変化

 

「体系的な仕組み」は「体制」と一致します。

「持続的に支える」は「維持」ですね。

「不可欠な要素」は「重要な装置」とイコールです。

 

完璧な言い換えです。思わず脱帽してしまいました(^◇^;)  ⭕️

 

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......と、述語の確認だけで答えがわかってしまいましたね

 

 

このように先に選択肢のお尻をチェックすることで問題の答えを導くことができます。

 

 

今回はいきなり4つが消えてしましましたが、この作業をすることでほとんどの場合2択もしくは3択にまで絞ることができます。

 

 

まとめ

  • まず問題文をみて何が聞かれているか確認する
  • 次に本文に戻り、傍線部を含む一文をチェック→主語、述語、指示語を確認する
  • 換言問題だった場合、拾ってきた主語、述語を言い換えている選択肢を主語→述語の順番で探していく

 

時間を効率的に使うことができるのでオススメです!

 

 

是非お試しください!